6年生は、学校に隣接するセトワイナリーでワイン用のぶどうの収穫を行いました。

ぶどうはきれいに色づき、美味しそうに実っていました。瀬戸さんから収穫の仕方を説明していただいた後、作業に入りました。たくさん実っているぶどうの中から、実が張っていて、つぶがそろっている、甘そうなぶどうから収穫していきました。

一人一人がはさみとバケツをもち、収穫しました。とても広いぶどう畑のうち、３列分のぶどうの収穫をしました。

美味しそうなぶどうを見付けると、一粒味見してみて、甘さを確かめます。最初は慣れない様子を見せていた子どもたちでしたが、慣れてくると甘そうなぶどうを見分け、次々と収穫していきました。バケツがいっぱいになると四角いコンテナに移しました。

今日の活動を家に帰ってお家の人に話す時のために、一人ふた房ぶどうをお土産にいただきました。一房はつぶのそろったぶどう、もう一つは水分が抜けてしわしわになり、干しぶどうのようになったもっと甘いぶどうです。

本日収穫したぶどうは、ワインとなり、8年後、子どもたちが二十歳になると、1本ずつプレゼントされることになっています。それまで瀬戸さんが大切に保管してくださるそうです。今から8年後を子どもたちはとても楽しみにしていました。

作業後は、冷たい牛乳と甘いバナナをいただきました。作業後のご褒美を子どもたちはとても嬉しそうに味わっていました。働く人の思い、働くことの大切さなど、いろいろなことを学んだと思います。

ご準備いただいた瀬戸さんをはじめ、スタッフの皆様に感謝の気持ちを伝え、ワイナリーを後にしました。