4年生は,総合学習の講師として秋葉区社会福祉協議会の職員をお招きし,「福祉」について学習しています。「福祉」というと,子どもたちは「障がい者」とか「介護」などをイメージしていましたが,みんなが幸せになれるように取り組む活動や仕組みが福祉であり,特定の人に限ったものではないことを学びました。横断歩道で子どもたちの登校を見守っているセーフティスタッフや,電車の優先座席,スロープや手すりなどのバリアフリー,ピクトグラムのように見ただけで情報が分かるユニバーサルデザインなど,福祉が形となったものが身近にたくさんあることを知りました。子どもたちは,町の様子を描いたイラストマップを使って,町の中のユニバーサルデザインをたくさん見付けることができました。困っている人に寄り添い,相手の立場になって,思いやりの心をもって接すること,自分が助けてほしいときは助けてと言える,そんな人と人との支え合いが大切であることを学びました。