５月２７日（金）に，新潟県埋蔵文化財センターに行きました。館内の展示室を回り，実物を見ることで，授業で学んだ土器や道具に関する理解を深めていました。また，仕事場も見学させていただくことで，新潟県にはどのくらい土器が見付かっているのか，それが復元されるまでにどんな過程を経るのかを知り，「大変な仕事をしてくれる人がいることで，昔の生活を知ることができるんだな」と，感じている様子が見られました。
　体験コーナーの「石器体験」では，縄文時代や弥生時代に使われた本物の土器を触り，色や厚さ，模様の違いに着目することで，それぞれの時代の特徴を知ることができました。
　「火起こし体験」では，グループごとに道具を使って火を起こしました。「今はライターなどすぐ火を起こせるけど，昔の人は全部自分でやってたんだ」と，生活の大変さを感じていました。
　「勾玉体験」では，一人一人が石を削り，勾玉作りをしました。昔はとても高級で，大切にされたものだったと知り，自分だけの勾玉を集中して作っているようでした。
　実物に触れたことで，さらに理解を深め，今後の学習意欲を高めていました。