「サケの帰る新津川へ！」をテーマに５年生は，総合学習で新津川の環境について学習してきました。新津川の水質や環境の現状について導いてくださった新潟薬科大学の小瀬先生，地域住民の安全な生活のための川の管理についてお話しいただいた新潟県地域振興局新津地域整備部工務課の赤塚様と髙橋様をお招きし，１年間の学びを全員でまとめたプレゼン発表を聞いていただきました。サケが卵からふ化したときの感動と稚魚放流時の思いから始まり，川の環境を調べに出かけた新津川探検，新津川の現状を調べた水質検査，手紙で新潟県庁へ届けた「きれいな新津川にしたい」という思いと新津川の現状，長い年月をかけて取り組まれてきた新津川の環境改善についての学習など，自分たちが学び，考えたことを一人一人が発表しました。そして発表後，地域振興局の方からうれしいお知らせがありました。それは，新津川をきれいにし，水量を少しでも増やすために，新津川の取水口にたまっているごみを取り除く工事が行われるということでした。夢の新津川にするための第一歩を踏み出した５年生は，その自分たちの思いを地域の人たちにこれからも伝えていくことでしょう。