総合学習で,新津の自慢の一つである八珍柿について調べている3年生です。柿の袋掛けをしてから1か月ぶりの柿畑を訪れ,柿の収穫体験をしてきました。9月初旬にはまだ少し緑色が残っていた柿が,1か月後にはすっかりおいしそうな柿色に育っていました。自分が袋掛けをした柿を見付け,iPadで記録写真を撮ると,袋に切れ目があることに気付きました。袋掛けをした2日後に,袋の中のシブトール(柿の渋味を取るもの)を抜き取るための切れ目を入れたことを,後で柿農家の高塚さんから聞きました。柿が柔らかくなり過ぎないようにするためだそうです。子どもたちは,先の曲がったはさみを使って,くぼんだへたの中心に刃を入れて上手に柿の実を採り,収穫の喜びを味わっていました。春から秋までの半年間を通じて,柿栽培に携わる農家の人たちのいろいろな工夫について学ぶことができました。