4年生は,道徳学習で「友達とよい関係をつくるために大切なことは何か」について考えました。料金不足のはがきを送ってきた友達に対して,料金不足を知らせる方がよいのか,知らせない方がよいのか,迷っている主人公の気持ちを考えました。自分ならどうするか,子どもたちは,黒板の心情スケールにネームプレートを貼り,その理由について話し合いました。「知らせないと,他の人にも料金不足のまま送ってしまうから知らせる。」「知らせると相手をいやな気持ちにさせるから知らせない。」異なる立場,思いの強さに違いはあるけれども,相手のこと,友達関係のことを考えている点では共通していることに気付きました。そして,「友達ならこちらの気持ちをきっと分かってくれるはず」という思いが大きくなってきました。知らせる側と受け止める側の両者が,互いを思いやり,信頼し合うことが大切であることを学びました。