三連休は雨・雨・雨でしたが、今日は真っ青な秋晴れ日和。気温も高くなく、すがすがしい風が吹き抜ける江南区の田園にある学校田で、米の先生 村山さんからレクチャーを受け、稲刈りを体験しました。
鎌の使い方や注意することなどをしっかり教えてもらい、いざ刈り取りへ。
子どもたちは、慣れない手つきでおそるおそる稲を刈り始めましたが、交代しながら2回目、3回目とやるごとに上手になり、調子がでてきてどんどん刈り取っていました。
ただ、前日までの雨等の影響もあり、稲は倒れていて、地面はぬかるむという悪条件の中でしたので、かなり時間がかかってしまいました。
ぬかるんだ長靴が抜けなくなる子も続出。「助けてー」という声が飛び交う場面も。泥はねやぬかるむ足場に負けずに、子どもたちは頑張っていました。刈り取った稲を根元15センチくらいの所できつく縛ることに子どもたちは苦戦していましたが、ボランティアの方々のアドバイスや支援に助けられ、協力し助け合いながらしっかり作業を進めていました。
学校に戻ってからは、はさ掛け作業も体験しました。現在はコンバインによる刈り取りで、天日干しをすることはほとんどなくなっていますが、体育館わきのフェンスに刈り取った稲を掛けていきました。
村山さんからは、「なぜ干すのか?」と問われ、水分が多いとカビが生えたり、腐ってしまったりすることを教えてもらい、お米を1年間保存して行くための大切な作業工程の一つであることを学んでいました。刈り取ったばかりの稲穂は水分量25%以上あるとのことで、干すことによって、14~15%まで水分を抜いて保存するのだそうです。
やはり、やってみながら学ぶことの大切さを改めて感じた稲刈り・はさ掛け体験でした。