今日(6月14日)、授業中に地震発生。火災発生も加わえた想定で訓練を行いました。
非常ベルに活動を止め、放送に耳を傾けます。「地震の揺れがおさまりました」の放送があるまで、教室にいた児童はすぐに机の下に、体育館などでは上からの落下物がない場所へと、自分の身の安全を守ります。当然、本当の地震であれば、立っていられなくなるくらいの強い揺れ、何かが割れる音、ものが倒れたり落下したりする状況の中で、揺れのおさまりを待たなくてはなりません。怖くて泣き叫ぶ人もいると思います。
今回は火災発生の想定だったので、グラウンドに避難しましたが、グラウンドは液状化して避難できない場合もあります。その時は別の場所を判断しなければなりません。どんな状況になるかはわかりません。その中で自分の身は自分で守る力が必要です。
そのためには、有事に生きる訓練でなければなりません。たとえ訓練であっても、いつも自分事として真剣に考えて行動することが、もしもの時に自分の命を守ります。過去の大地震でも「日頃からの備え」と「考えた行動」がその人の命を守りました。地震は他の災害と異なり、いつ起こるか、どこで起こるかが前もってわかりません。突然です。だからこそ、日頃からしっかり考えて備え、訓練しておくことが必要ですね。