「六送会」「6年生を送る会」等、小学校では2月末~3月上旬にかけて、学校を牽引してきた6年生に感謝の気持ちを伝える催しがあります。長年続いてきた学校文化ともいえるでしょう。
矢代田小学校では、上記の催しを「6年生ありがとう集会」と呼んでいます。そして、それに向かう直前1週間を「6年生ありがとうウイーク」とし、各学年やあすなろ班(縦割り班)で、6年生に感謝の気持ちを伝えたり、インタビューを行ったりしながら、6年生一人一人がクローズアップされ、心が満たされるような取組を行っていきます。
それらたくさんの企画運営に当たるのが、次期リーダーの5年生。下級生を巻き込みながら6年生への感謝の思いを伝える一連の取組を通して、達成感や成就感はもちろんのこと、「次はわたしたちがより良い矢代田小を創っていくのだ」という気持ちの醸成を図ります。まさに、最高学年への登竜門です。
この日は、5年生主催で代表委員会を開催し、各学年やあすなろ班で具体的にどんな取組を行っていくか、また、それぞれの分担について説明がありました。
話合いを通して、「6年生にありがとうを伝えよう」という意思統一ははかれたのではないかと感じました。準備期間は約1か月。取組を通した子どもたちの成長がとても楽しみです。