「A.S.P(アグリ・スタディ・プログラム)」とは、新潟市すべての小学校で行われている農業体験学習の総称です。
矢代田小学校でも、各教科や総合的な学習の時間等と関連して実施しています。この学習を通して、学力の向上はもちろん、新潟市が誇る農業や食の素晴らしさに気付き、ふるさとを愛し、誇りに思う心を育むことをねらいとしています。
市内多くの学校が、新潟市農業体験施設「アグリパーク」をはじめ、遠方の圃場と提携し、米作り体験を行う中、地域の皆様から圃場をご提供いただき、学校の近くでたっぷりと米作り体験に浸ることができるわけです。
JA新潟かがやき新津アグリセンターの浅井さんから説明を受けながら、機械を使った田植えを見学。
その後、順番に圃場に入って、通称「ゴロ」と呼ばれる道具で、目印を付けました。
容赦なく手や足に絡みつく土に悲鳴、圃場の中を優雅に泳ぐカエルを発見して悲鳴、足がとられ思うように身動きできない状況に悲鳴と、ずいぶんにぎやかなひと時となりました(もちろん、中には慣れている子もいました)。
子どもたちは今年度育てる稲を「獅子米(ししまい)」と名付け、看板やのぼりを制作。
今後は、第一次産業が抱える課題について学習を進めながら、田園型政令市新潟ならではの学習を深めていきたいものです。
ご指導いただいたJA新潟かがやき様、圃場の提供と当日のデモンストレーション等で支えていただいているふるさと沢っこ隊の皆様、ありがとうございました。