iPadが学校生活に導入されてから,子ども同士の意見交換や表現方法などが大きく変化し,今やiPadは学習の必需品の一つとなっています。一方で,これまでの学習用具に比べて子どもの興味を引くコンテンツが豊富にあることから,適切な使い方について継続的に指導することの大切さを職員で共有しています。
さて,ご家庭でのiPadの使い方はいかがでしょうか。GIGAスクール構想でご家庭に持ち帰るiPadは,ひいては近い将来使用するであろうスマートフォンやゲーム機との使い方とも関連しています。
<文部科学省 「家庭でのICT端末の使い方を考えよう」より>
間もなく子どもたちは,進級や進学を迎えます。ぜひ,この機会にご家族でメディアとの関わり方を考えてみませんか。
新潟市内の小学校では,iPadの使い方の約束として年度初めに「令和5年度新潟市学習者用iPad利用の確認書」を配付しています。まずは,こちらの確認書の内容を再確認してみましょう。
次に,お家のiPadルール作りです。みんなが気持ちよく過ごせるために,どのようなルールが必要か家族全員で話し合ってみましょう。
必要であれば,スクリーンタイムも活用します。
これらの確認や設定よりも効果的なのは,保護者の方の経験を子どもに語ることです。デジタルメディアとの関わり方を間違うと,こんなことになるという話をぜひ共有してみてください。反対に,こんな便利なことがあるという話題の共有もいいと思います。
子どもたちが安心,安全にインターネットの世界を歩けるように,小学校段階から日常的・継続的な指導が必要です。学校でも指導を継続していきます。ぜひご家庭での活用場面においてのサポートをお願いいたします。