授業の様子を見ると,つくづく自分が子どものころと違い,子どもが主体的に考える学習が多くなっているなと感じます。
1年生では,棒でつくられた形を見て同じものを作る活動から,自分自身で問題づくりをする学習へと発展していました。自分なりの問題にはどうしても創造力が発揮されます。子どもたちは思い思いの問題を作成していました。
2年生では,国語の教材をもとに,登場人物に吹き出しを付けてセリフを考えていました。もともと話にはなかったセリフを創造するのです。話の筋を曲げないようにグループで作品を作っていました。
5年生は体育でバレーボールをやっていました。経験者もそうでない子も混ざっています。どう配置について,どう作戦を立てればうまくいくのかここでも創造力を働かせていました。
最後に,保健室前で私自身が創造力を鍛えられました。リフレーミングの掲示物です。短所だと思っているところが,ある側面から見ると長所になるというものです。例えば,「口が軽い」という短所は,「素直でウソが付けない」という長所にリフレーミングできます。さて,「ふざける」という短所をリフレーミングして長所に言いかえられますか。ぜひ保健室前を通ったら試してみてください。