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2014.01.30

学校だより「真砂」第292号

きれいな清掃用具入れと子どもたちの心

                                        生活指導主任  小林 一郎

 清掃用具入れの中を見ると,その学校の子どもたちがどのような心の持ち主なのか,おおよその傾向が分かるものです。

 どの学校でも自分たちの学校をきれいにする清掃活動が行われています。そして,清掃用具を片付けるのも子どもたちです。

 道具がきれいに片付いているのは,道具を大切にしているからです。道具を大切にするのは,きれいにそうじをするためです。毛先の曲がったほうきでは集めることができない細かいごみを,毛先がまっすぐなほうきであればきれいに集めることができます。いい仕事をする職人が道具を大切にするのと同じです。

 そして,清掃用具入れの中の道具がきれいに片付けられている場所は,そうじもきれいにされています。これは,道具を大切にする子どもたちの心の中に,そうじをきれいにすると,「自分自身が気持ちいい」だけでなく,「その場所を使う人たちにも気持ちよく使ってもらいたい,喜んでもらいたい」という思いやりの気持ちがどこかにあるからでしょう。

 また,ふだん扉が閉まっている清掃用具入れの中は見えません。ほうきをフックに吊るすのが面倒であれば,用具入れの隅に立て掛けておいたとしても誰も気付きません。きれいに片付けるのがよいことは分かっていても,「面倒臭いから隅に立て掛けちゃえ」という甘い気持ちに負け,他人や自分自身をごまかそうとする人もいます。一方,面倒であっても,みんなのためにやるべきことを貫こうとする心の強い,思いやりある人もいます。

 後者のような子どもたちがもっと増えることを願っています。

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                    学校大好き!1年生

1年生は、2クラス65名です。

 休み時間になると、クラスを超えて遊んでいます。みんな、なかよしです。入学当初緊張した日々を過ごしていた子どもたちですが、いまではすっかり学校に慣れ楽しく過ごしています。

 ~1年生の一日~

 毎朝、登校後すぐに図書館に行きます。絵本を2冊ずつ借りています。読書が大すきで、100冊以上借りてた子どもが多くいます。

 朝学習の時間。静かに課題に取り組むことができるようになりました。

 1・2時間目。集中して勉強しています。漢字は、いっぱい覚えました。繰り上がり、繰り下がりのある計算もできるようになりました。

 20分休みになると、ほとんどの子どもたちは教室から出て行きます。今の季節は、図書館、体育館に行って過ごしています。

 3・4時間目。生活科の学習では、「むかしのあそび」をしています。「いぬぼうカルタ」をすると、熱戦が繰り広げられます。

 給食の時間です。好き嫌いもほとんどなくなり、しっかり食べられるようになりました。給食当番も、上手になりました。

 お昼休みには、体育館でなわとび練習をしている子どもが多いです。なわとびカードは、10級からスタートしましたが、どんどん上達しています。

 縦割り清掃。清掃時間の5分前には、清掃場所に行っています。「おそうじ、大すき!」という子どもが多く、一生懸命そうじをしています。

 5時間目。以前は、「疲れた。」という子どももいたのですが、いまは、この時間までしっかりと勉強できます。

 帰りの会。友達のいいところ発表のコーナーでは、次から次へと手が上がります。

 1年生は、いっぱい勉強していっぱい遊んでいます。学校が大すきで、毎日を思いっきり活動しています。もうすぐ2年生。1年生のまとめをしっかりして、4月にはりっぱな2年生になってほしいと思います。

 

 

#真砂っ子のNOW