丸山小では,主に水曜日の放課後,職員で集まって「ラウンドティータイム(略してラウンドTT)」という職員研修を行っています。学習指導や生活指導,学校評価のことなど,毎回様々なテーマで教職員同士でアイディアを出し合い,検討する場のことです。

昨日のテーマは,学校教育ビジョンの中の12の視点についてです。学校評価アンケートの場で,子どもが自分の成長を振り返るために,どのような言葉にすれば子どもの実感に近いものになるか,グループに分かれて熱心に対話をしながら考えていました。

対話の本質について,ネイティブアメリカンの「焚き火」がそのよい例として挙げられることが多いです。夜な夜な焚き火を囲みながら円座になって話し合いを行うのですが,長老の言うことが絶対ではなく,一人一人が意見を出して,その意見を決して否定せずに受け止めるというのが暗黙のルール。焚き火の翌日は,一人一人が自分のなすべきことを理解して動く。つまり,対話によって参加者は意味理解を深め,組織が目指す理念の実現に向けて,一人一人が自分の役割を自覚しながら主体的に動く。丸山小のラウンドTTもそんな場になるといいなと思っています。
