丸山小学校の学校教育ビジョンでは3つの資質・能力「自分力」「関係力」「創造力」の育成を目指し、5つの大きなプロジェクトに取り組んでいます。

その1つが「スマイリーチーム活動の充実」です。第1期「メンバーの名前を覚えよう」、第2期「メンバーと仲良くなろう」、第3期「メンバーとのつながりを深めよう」、第4期「メンバーにありがとうを伝えよう」という1年間を4期に分けて、全25回に渡る異学年交流活動の場を設定しています。

今日から10月に入り、第3期の1回目のスマイリータイムを行いました。

各活動場所では6年生が用意したゲームをスマイリーチームで楽しむ声が聞こえてきます。

「仲を深める」という目的に合わせ、どのチームもメンバーと仲良くゲームを楽しんでいました。下の写真は宝探しの様子です。みんなで上手にヒントを出して宝に誘導していました。

下の2枚は絵しりとりです。黒板を使ったり、タブレットを使ったりとやり方の工夫もいろいろです。

「リーダー探し」は、リーダーの動作を全員が真似ます。輪の真ん中に入った人が、誰の真似をしているのかよく観察して、リーダーを言い当てます。

「だるまさんがころんだ」は伝統的な遊びですが、教室にとどまらず、廊下でダイナミックにやっているチームもありました。

下のチームでやっていたなぞなぞで出た問題を紹介します。「Q:パン、ハム、たまご、チーズの4つのうち、しんせいひんはどれ?」ヒントは「しん=新を英語で言うと?」答えは分かりましたか?

このスマイリーチームの活動を通して、子どもたちは自分が大切にされる経験や人の役に立つ経験をし、自己肯定感や社会性を高め、さらなるリーダーシップやフォロワーシップを学校生活全体で発揮していきます。子ども同士の関わりによって生まれる力は大人の予想を大きく上回ることが多々あります。今、このスマイリータイムを「授業化」することはできないか画策中です。