2025.09.29
学びの秋
今週は雨で始まりましたが、どのクラスも落ち着いてしっとりと学んでいました。1年生の算数では図工で使うために持ってきた箱を、ネーミングしながら分類していました。算数と図工のコラボ授業です。このように教科横断的に学ぶことで、学んだことが生きた知識として定着しやすいと言われています。
2年生では係決めをしていました。自分のやりたい係の所にネームプレートを貼っています。一度選んだ後に、人数のバランスを考えたり、やりたい人の気持ちになって考えたりして、譲り合う姿に感心しました。中には、「私は全部の係をやりたい!」と意欲旺盛な子もいて、大変微笑ましかったです。
4年生も国語と図工のコラボ授業です。ごんぎつねのお話を基に描いた絵に色を塗っていました。自分だけのオリジナルの色をパレットに作るのって楽しいですよね。気持ちを込めて丁寧に作業していました。
このクラスでも図工をしていました。先生からすぐそばでアドバイスを受けたり、「いいね」と勇気づけの言葉をもらったりしながら、安心して自分らしさをキャンバスに表現していました。
こちらも教科横断的指導の場面です。自分たちの育てた野菜の売上金を集計する算数の場面です。机の上には本物のコインがたくさん並んでいます。大繁盛だったんだね。
5年生では2クラスとも社会科で「貿易」の勉強をしていました。
このクラスでは、輸入のデメリットとして「物を輸送するとCO2が発生する」ことを発言していました。昨年度、総合学習で学んだSDG'Sの知識を生かした発言であることに先生はすぐに気付き、価値づけをして、黒板に書き入れます。
隣のクラスでも輸出入のメリットとデメリットを話し合っていました。先生の提示したグラフ「輸入品と国産品の値段の比較」を見て、ある子がつぶやきます。「どうして遠くから運んで来ると燃料費がかかるはずなのに、安いんだろう?」
すかさず先生はそのつぶやきを拾い上げ、「みんなはどう思う?」と全体に広げ、自由に話し合わせます。子どもたちからは「生産量が多いから安くできる」という本質を突いた考えの他にも、「日本からも資源を提供しているから安く売ってもらえる」や「遠くから運んで来るうちに鮮度が落ちるから安くできる」など、大人が思いもよらない発想が出て、さらなる学びに発展する予感がしました。こうやって子どもが前のめりになって授業をどんどん楽しくしていくのだなと、学びが立ち上がる瞬間を目の当たりにしました。
6年生は図工で思い出の校舎をテーマに絵を描いていました。さすが6年生、緻密で写実的な絵がこれだけ描けるんですね。
この絵に映る2人は、1年生のときの自分とお母さんなんだそうです。きっとドキドキしながら登校した5年前を思い出して描いたんでしょうね。女の子の不安げな表情に現れています。
先生もモデルになってくれています。どんな思い出の絵ができるのか楽しみですね。
秋も深まって前庭のクヌギの下からはこんなにドングリがとれました。前期が残り10日間となりました。この落ち着いた雰囲気と学びの意欲を持続させながら、前期をよい形で終わることができるといいですね。
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