Twitter Facebook
2025.09.10

地域と学校をつなぐ人

丸山小学校の玄関から1階の廊下を進んですぐのところに「コーディネーター室」があります。 そこには地域教育コーディネーターの先生がいます。新潟市は全国に先がけて平成19年度から「地域と学校パートナーシップ事業」を推進しており、各学校に1人または2人、地域教育コーディネーターという職員が配置されています。 総合的な学習の時間や生活科、校外学習や行事など、様々な場面で地域や保護者の方からボランティアをしていただく機会が丸山小学校には多くあります。その窓口、橋渡し役をしてくださるのが地域教育コーディネーターなのです。その他にもコミュニティ協議会や育成協のお仕事、さらには、学校運営協議会のお仕事などもされており、地域のことなら何でも相談できるとても頼りになる先生です。 6年前のコロナ禍以降、地域の人を学校に呼んだり、または地域に出かけて施設を見学したりする活動が少し減ったようです。コーディネーターさんは、過去のボランティア利用実績を整理し、私たちに情報提供しながら、もっと地域人材を活用するよう働きかけをしてくださいます。私もコーディネーターさんからいろいろ教えてもらいながら地域のことを勉強している最中ですが、この丸山小学校区や大江山中学校区は、とても地域性が豊かで奥深い歴史をもつ素晴らしい地域です。もっと授業で地域の「財産」を活用できないか、日々画策中です。ちなみに下の写真は130年前の地図です。丸山の集落が見えますね。赤で囲んだ地区が今の丸山小校区だと思うのですが、違っていたら教えてください。東に見えるのが阿賀野川です。 そして、下が今から78年前の航空図です。赤で囲んだ池が今の丸山小の第2グラウンドです。当時は「新田池」と呼ばれていたのでしょうか?ちなみに青い囲みはご存じ、北山池公園の「北山池」です。緑の囲みは「弟池(おじいけ)」と言って、今は埋め立てられてグラウンドになっています。当時は「北山池」は「兄池」と呼ばれ、「弟池」と兄弟だったようです。「池の多いこと」「地名に山が付くこと」など、まだまだ解き明かしたい地域の歴史がいっぱいです!
#未分類