7日,季節の伝統行事である「もちつき」を行いました。昨年の経験のある年中・年長児は,もちつきの日を指折り数えて楽しみにしていました。
今年度は,園でもち米を炊きました。炊き立てのもち米のにおいをかいで,「甘いにおい。」「おもちのにおいがする。」と,これから始まるもちつきに期待が膨らみました。
先生たちの「めつぶし」の後,いよいよもちつきが始まります。杵を振り下ろした時の音や床から伝わる振動に驚き,子どもたちの気持ちも高まっていきます。「よいしょ,よいしょ。」の掛け声も,自然と大きくなっていきました。
初めは普通のご飯のようだったもち米が,どんどん一塊になっていったり,杵に付いて伸びたり,もち米の変わっていく様子に,子どもたちは興味津々です。その後,全園児が一人ずつ,もちをついてみました。杵の重さ,ついた時の手に伝わる振動や音,引き上げる時にもちがくっつく感触など,全身でもちつきを体感し,楽しさや感動を味わっていました。
今年は,年長児が畑で育てた大根を使ったお汁も用意し,お腹いっぱい,おもちとお汁をいただき,どの子も,笑顔がこぼれていました。
ついたもちは鏡もちにし,園に飾ります。来年も,子どもたちが健康で,良い年になりますように。