今夜は十五夜です。

　子どもたちに季節や日本の伝統行事を感じてほしいと願い，お月見にちなんだ絵本を用意したり，玄関や保育室にススキや色とりどりの野菜を用意しておきました。

　すると，それを見付けた子どもたちが，「お月見だ。」「お団子作りたい。」「お月見給食もしようよ。」と，先週から気持ちを膨らませていました。

　そこで，米粉を用意し，お団子作りが始まりました。初めはさらさらだった米粉が，水を加えていくとだんだんまとまってきます。さらさら，むにゅむにゅ，もちもち・・・　様々に感触が変化していきます。その感触を楽しみながら，友達と一緒に夢中になってこねていきます。

　気がつくと，手についた粉が乾燥して，また，さらさらとこぼれます。すると「お砂糖みたい。お団子にかけよう。」と，子どもたちの発想はとても豊かです。

　「きれいなまん丸お団子になったよ。」「ウサギのお団子にしたら，お月様，喜ぶんじゃないかな。」など，友達や先生と一緒に，秋の風物詩を楽しんでいた子どもたちです。