学校には清掃の時間があります。目的は、学校をきれいにすることですが、それ以上の意味があると考えています。それは、他の人のため、校舎のために勤労することです。自分が面倒と思うことや大変だと思うことに対し、正面から向き合って努力することは、今後大人になって社会に出た時に間違いなく必要になる資質だと考えます。この資質は生まれもったものというより、為すことによる学びだと思います。面倒くさいことから逃げる、楽をするという学びではなく、清掃をすることで、将来の前向きな自分につながる経験をたくさんしてもらいたいと思っています。