全校遠足に行ってきました。縦割り班で活動しますが、それには意味が2つあります。一つ目は「異学年と仲良く活動できるようになる」です。子どもたちは常日頃、同年齢の集団で生活しています。同年齢なので話も合います。話題も似ています。だから仲良くなっています。しかし、異学年とかかわるコミュニケーション力とそうしたいという意欲は実際弱いです。したがって、意図的に活動を構成し、かかわれる経験をさせることでその良さを感じさせたいと思っています。もう一つは、「安全に行き来するために子ども自らが行動できるようにする」です。上の学年の子が下の学年の子を守るという意識を高めたいのです。これも意図的に活動をしなければなりません。言葉だけでは身につきません。大人が例を示し、させて、ほめて、その良さを感じさせることが必要です。
子どもたちは、その2つの意味を聞いたうえで遠足に行きました。そして、実際に行動しました。職員が子どもの様子を見ていて、心を打たれる場面がたくさんありました。ほめまくりました。