4年生は、社会科でずっと信濃川を調べていましたが、10月1日に、これまで水害を守ってきた大河分水がある信濃川大河津資料館へ出かけました。通水してから100周年を迎えた歴史ある分水です。新潟県がずっと水害と戦ってきた歴史を学び、災害の恐ろしさを再認識するとともに、災害への備えをどうしたらいいか、考えるきっかけとなりました。
大河津分水路ができるまでの歴史をビデオで学習。
1回の展示室。日本一長い信濃川の川の流れを模型で確認。
洪水が起こる理由、分水路を作る理由などを知りました。
昔は、川の水量が多すぎて田んぼの水が秋になっても引かず、舟を使って稲刈りをしなければならないほど過酷な労働だったことを模型で学びました。
有名な「横田切れ」の水害を紙芝居で学習。
大河津分水ができた後の水害の激減がわかる資料を見ました。
当時は、トロッコを使い、人力で分水路を作りました。このトロッコは、200キログラムの重さですが、当時女性作業員も一人で押して作業をしていたそうです。
河口付近の信濃川の様子の模型。昔はもっと広い川幅があり、分水路ができてから、細くなってしまい、ビルや建物、道路が整備されました。
4階に上がって、実際の分水路を見学。洗堰(信濃川下流へ)と可動堰(日本海へ)の二つの堰を見学しました。