学校職員による研修（研究授業）で４年生の社会科が公開されました。「災害に備えるまちづくり」の授業でした。自分たちができる災害への対策をタブレットを使って、インターネットや副読本で調べ、自分たちができる対策を考えました。その後、タブレットを使用し、共有したノート上でグループで意見を出し合い協議し、全体で共有する授業でした。班の仲間の意見がタブレット上にすぐに出てくるので、友達の考えは瞬時に把握でき、タブレットの良さを感じました。

　しかし、授業後の職員の協議会ででた話題ですが、相手の意見や自分の考えを、つなげたり比較したり深めたりすることは、タブレット上の共有ノートで行うのは難しい面があり、学習方法や形態の検討が必要であることが明確になりました。もちろん大人でも難しい活動なので、「主体的で対話的で深い学び」をどう進めていくか、今後の話合い活動の工夫や検討が必要であることを確認しました。