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2025.03.19

後期終業式

後期終業式

令和6年度後期終業式を行い、1・2年生の代表生徒が後期の振り返りを発表しました。「委員会に入り、挨拶への意識が高まった」、「部活動で結果を出すために、挨拶や返事の仕方などの日常生活を見直した」など、自分の成長について発表してくれました。全文を学校だよりに掲載しましたので、ぜひお読みください。

校長の話や各種表彰、担当者からの諸注意などを行いました。話をする人の方向に身体を向け、しっかりと顔を上げて話を聞く姿が見られました。これぞ月中の当たり前の姿ですね。校長の話はこのブログの最後に掲載します。

ドキドキの通知表

学級担任から生徒に通知表を手渡しました。ドキドキの瞬間です。

1年間の頑張りや成長を称えながら、一人一人に通知表を手渡しました。生徒たちは笑顔で受け取っていました。

感謝の気持ちを込めて

1年生の最後の教科授業は国語でした。学級担任も務めているK教諭に生徒たちからのメッセージカードが贈られました。最後は大きな拍手で締めくくりました。

2年生の英語では、代表生徒が「1年間ありがとうございました」とお礼の言葉を述べて、今年度の授業を終えました。

最後の学活では、「今年一番の挨拶をして終わろう」と学級担任からの呼びかけがあり、元気よく今年度の授業を締めくくりました。1年間、お疲れさまでした。


校長の話(後期終業式より)

今日は、この1年間、みなさんに話してきたことの総まとめです。

夏休み明け全校集会では「努力の壺」の話をしました。目標達成のために努力をしたら、大きな壺の中にコップ1杯の水を入れることができます。最初は水が溜まっている気配がしませんが、少しずつ水は溜まっていきます。そして、いつか壺から水があふれ出したとき、目標が達成できるという話でした。

前期終業式で紹介したイチローさんの言葉(「小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道だ」)も、壺の話と伝えたいことは一緒です。つまり、「毎日コツコツ」が大事だということです。ただし「毎日コツコツ」は正直、面倒くさいことです。

そこで、宮崎駿さんの言葉(「大事なことってだいたい面倒くさい。面倒くさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだ」)を紹介して、面倒くさくても、それを続けることが、目標達成のために大切だという話をしました。


5月の全校朝会では、「人が嫌がることをしないのはもちろん、人が喜ぶことをする。そうすることで、優しさの連鎖が起きて、みんなが幸せになる」という話をしました。

6月の全校朝会では、「一流のスポーツ選手は、本人の前で言えない悪口は言わない」という話を紹介しました。

12月の全校朝会では、「みんなが少しずつ我慢すると、みんなが幸せになる」という話をしました。


「積極性」「協調性」「たくましさ」という3つの力を身に付けてほしくて様々な話をしてきました。3つの力のうち、1年前の自分と比べてみなさんが一番成長したと思うものはどれですか? 他人と比べてではなく、過去の自分と比べて少しでも成長していたら、この1年間の頑張りに価値があったということです。みなさんは1年前と比べて明らかに成長したと思っています。1年間頑張ってきた自分をほめてあげてください。

最後に新年度の話をします。新3年生は、月中の「顔」として学校を引っ張り、自分の進路を実現させる1年になります。新2年生は、月中の「核」・「要」として学校を盛り上げ、月中の良さや当たり前を後輩たちに伝えていく1年になります。春休みに良い準備をして、令和7年度のスタートに備えましょう。皆さんのますますの成長に期待して、後期終業式の話を終わります。

#今日のできごと