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2024.11.18

【11/19感想を追記】避難所運営ゲームに挑戦

防災学習3回目

全校で取り組んでいる防災学習の3回目を行いました。今回は避難所の運営を疑似体験する「避難所運営ゲームHUG(ハグ)」に挑戦しました。生徒たちは、隊長・副隊長・書記などの役割を分担しながら、避難所運営に挑みました。

講師は、NPOふるさと未来創造堂の中野雅嗣様が務めてくださいました。

ゲームでは、
「どの避難者をどの部屋に避難させるか」
「様々な要望にどのように応えるか」
「避難所で発生したトラブルにどのように対処するか」
など、次々と判断を迫られることがらが発生します。生徒たちはその都度チームでよく相談し、正しい判断をしようと頭をフル回転させていました。
途中から展開が速くなり、1つの処理が終わらないうちに次のことがらが発生するようになります。(わざとそうなるようにしているゲームです)「もう、いや~」という心の声が漏れていたチームもありましたが、最後まで協力して避難所を運営しようとしている様子を見て、講師の中野様がとても驚いていました。

【生徒の感想より】
〇この活動から、避難所を運営することの大変さに気づきました。もし、自分が避難所を運営したり避難者の手伝いをしたりする場面では、すぐに自分から行動して、少しでも困っている人の役に立てるようにしたいと思いました。

〇事前に仕事の役割や仮設トイレなどの設置場所を決めておくことが大切だと思いました。まだ紙でやったのでどういう人なのか把握できましたが、実際はいろんなことを聞きながら、どこに住まわせるかなどを決めなきゃいけないので大変だなと思いました。

〇避難してきた人の記録を取る係をやってみて、スライドで紹介されていた避難所のリーダーの人が来なくなってしまった時の気持ちがわかりました。記録を取るだけでもパンクしそうだったのに、避難者の移動までしなくてはならなかった状況だったのだと考えると、もっと大変だったんだろうなと改めて感じました。

〇今日の避難所運営では部屋のスペースや間取りなどが紙にあったため、すぐ行動でき ましたが、実際に災害が起きた時にはそのような紙はないので、間取りなどをよく理 解している私たちが、行動していくことが大切なのだと思いました。

今回の防災学習では、3回にわたり中野様から講師を務めていただきました。学習を通して防災に関する新しい知識が身につくとともに、防災への意識がとても高まったように感じます。中野様、大変ありがとうございました。次回は12/5(木)に全体の振り返りとレポートづくりを行います。

#今日のできごと