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2021.05.24

iPadで理解を進める

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20210524ict3.jpg 新通つばさ小学校では、子どもたち一人一台ずつ配布されているipadを使って、授業を進めることが多くなってきています。
 特定の教科に限らず、社会でも、理科でも、iPadを使った授業が進められています。
 iPadを使った授業・・・・「1時間ずっとiPadを使っている授業」ではありません。必要な時に、必要な機能を使って学習を進める・・・そんな授業です。

 今日は、6年生の社会「地方自治」の学習で、活用されていました。
 「子育て施設ができるまで」という課題で、iPadにある「ロイロノート」というアプリケーションを使っていました。

 「誰が、どのようなことをすると子育て施設が完成に向かっていくのか」に関わった9枚のカードを授業者が【資料箱】に入れておき、子どもたちにそれを自分の画面に取り出させたあと、試行錯誤の時間が始まりました。
 例えば、住民の願いは何なのか、区役所は何をするのか、区議会の役割ってなにか、補助金は誰が出してくれるのか・・・カードの中にカードを入れ込んだり、カード同士を結び付けたり、気付いた事柄を書き込んだりしながら、子育て施設が完成に向かう手続きを考えました。

 例年だと、この学習は、複雑な図を黒板に書き、それを子どもたちが、ひぃひぃ言いながらノートに写す、どちらかというと、ため息が出そうな学習なのですが、パズル感覚でカードを並べつつ、カードに書かれてあることの関係性を考えることができたと思います。
 このように、分かりにくい政治の学習の理解が進めばいいと思いますし、そのほかの教科でも、見えにくいものを可視化しながら、操作しながら、理解を進めることができれば、導入されたiPadは学習のための素晴らしいツールといえるでしょう。

 そうなるように、私たち教職員は、研修を重ねていきます。

#6年