今年度の「6年生を送る会」が本日行われました。
コロナの影響で様々な制限を受けての「6年生を送る会」でしたが、胸が熱くなったりこみあげてくるものがあったり・・・そんな、心温まる会になりました。
例年のような、エキサイティングな会もいいですが、今年のように、しっとりとする会もいいなぁと感じました。
出席した6年生は、3年生からプレゼントされたメダルを大事そうに首にかけて登場でした。素敵な笑顔が印象的でした。
年が明けてから、「実行委員会」を立ち上げ、この会をどう盛り上げるかと試行錯誤してきた5年生の活躍ぶりは、来年の活躍を予感させるものでした。
実行委員長さんの堂々としたあいさつから始まり、ニューキャラクター「つばさぶろう」とゆかいな仲間たちの活躍は、全校の子どもたちをあっという間に「6年生を送る会」へと誘(いざな)いました。
6年生の活躍をまとめたスライドショーでは、ひとつひとの写真に6年生はじっくりと見入り、在校生の子どもたちは、ざわざわ...と...しみじみと...思い出話に花を咲かせました。
6年生の返礼では、ギターを片手に「香水」(瑛人)を歌い、踊る仲間たちが登場。大爆笑を誘い、全体での「ありがとう」(井上陽水・奥田民生)の曲に合わせて送ってくれたメッセージでは、みんなの涙を誘いました。
卒業記念のくす玉は、6年生に対するたくさんの思い、在校生に対するたくさんの思いがあふれて飛び出すように、見事にパッカーンと割れました。感動の一コマです。
割れたくす玉の下を、感極まりながらも笑顔で退場していく6年生の姿に、多くの在校生が、「あんな6年生になりたい」と将来の自分の姿を重ねているようでした。
何度も言いますが、今回の「6年生を送る会」は、とても心温まる会でした。どうして、こんなにほんわかと優しい気持ちになれるかだったんだろうと考えたときに、6年生の下級生や同級生を思う優しさ、穏やかさといった「まごころ」と在校生の優しやあこがれ、信頼といった「まごころ」が緩やかに、優しく交わったからではないかと思います。
今日のこの会を創り上げてくれた5年生のみなさん、ありがとう。
その思いをしっかりと受け止めてくれた6年生のみなさん、ありがとう。