来週からいよいよ12月。1年のまとめの月に入ります。
新型コロナウイルスの感染が未だ収まる気配がないまま,令和2年が終わろうとしています。
県内の小学校でも感染者が現れ,臨時休校になっているところがあります。全国的にも陽性者が増加している現在,子どもたちはもちろん,保護者の皆さんや教職員が,いつ感染してもおかしくない情勢になっています。
万が一,陽性者が出た場合,周囲から心ない言動がなされることは決してあってはならないことです。
もしあったならば,私たちは体だけでなく,心までコロナウイルスに蝕まれ,負けたことになってしまいます。
あらためて現在の情勢を鑑み,学校では,これまで以上に感染予防を徹底していくとともに,コロナウイルス感染症に対する差別や偏見をもった言動をしない,許さない指導を全校体制で行っていきます。
そこでまず,具体的な取組として以下のことを行います。
ー 手洗いとマスク着用の習慣化を図るために,毎日(登校後,休み時間,昼の放送)全校アナウンスを行い,定着させていきます。(現在実施中)
ー コロナウイルスの感染に伴ういじめの未然防止に向けた道徳の授業を,全学級で実施し,日々の生活に活かしていきます。
子どもたちの最も近くにいる私たち大人(教職員・保護者)が,子どもたちへの指導を通して,コロナウイルス感染症に対する誹謗や中傷,差別や偏見を絶対にしてはいけない,許さないという強い姿勢を示し,子どもたちに望ましい環境(社会)をつくっていかなければなりません。
引き続き学校では,職員一丸となって感染症対策に努めていきます。
ご家庭でも,お子さんの心に染みこむご指導をお願いします。
みんなでコロナに負けない心と体をもち,この難局を乗り越えていきたいものです!