4年生の総合的な学習「共に生きる」シリーズの第3弾。「認知症サポーター養成講座」を実施しました。
地域包括支援センターの方,ほなみの里の職員の方,関係者の方をお招きして,「認知症とは何か」「認知症のしくみ」「認知症の方々への接し方」などを学習しました。
超高齢者社会を迎えた日本の中にあって,この認知症への理解を広げたり,深めたりすることが急務になってきています。また,そういった方々への適切な対応の仕方を知っているかどうかということも大きな課題となっているところです。
認知症は,誰もがなり得る「病」です。
子どもたちは,自らが「認知症になりたくない」という思いも強くしたところです。だからこそ,予防となる生活の仕方を考えていかなければなりませんが,認知症の方々への対応の仕方によって,進行を遅らせることができることも大切な知識です。
ここで,知り得た事柄を,その場面になったら,行動に移せるように,これからの生活の中でも学んでいってほしいと願っています。
○認知症の方々へ焦らせたり,不安を覚えさせたりするような言動はしないこと。
......「さっき言ったでしょ!」「また同じことしている!」「余計なことしなくていいよ!」など
○自尊心を傷つけない。
......「~してくれてありがとう」「とても助かったよ」
子どもたちは,この講座を受講し,認知症サポーターとして認定されましたので,講師の方々から「オレンジリング」が贈られました。