4年生の総合的な学習では,"「ともに生きる」~人にやさしいまちづくり~"と題して,福祉の学習を進めているところです。
夏休み前には,学校内をめぐり,また,街に出て,「人にやさしい施設・設備」を探し,その役割について考えました。
今回は,専門の方々に来ていただいて,「福祉とはなにか」「ユニバーサルデザイン・バリアフリーとはなにか」について,話をしていただきました。
ご来校いただいたのは,西区の社会福祉協議会の方々です。
福祉とは,特別なひとの特別なものではなく,私たちひとりひとりに関わりのあるものだということを知りました。
そして,
福祉とは,一人ひとりがお互いを大切にして幸せに暮らすこと。
福祉とは,「困ったな」を助けることであり,「こうなったらいいな」を形にすることであること。
福祉とは,「思いやりの心」であり,「相手を理解しようという気持ち」であるということ。
福祉とは,ふだんのくらしのしあわせであるということ。
・・・・・を学ぶことができました。
それを具現化したものが,ユニバーサルデザインの考えの下,様々にくふうされたものたちです。
「ペットボトル」「牛乳パック」「シャンプーとリンスのボトル」「三角定規」「箸」「スプーンとナイフ」・・・
それらのものたちの,様々な工夫に触れた子どもたちは,驚きとともに,興味関心を高めていました。
「家に帰って,ユニバーサルデザインのものを探してみよう。」
などと,話していました。 (SAS)