秋晴れの9月16日(水曜日),5年生の子どもたちが,春に植えた「コシヒカリ」の稲刈りに出掛けました。
このコロナ禍をものともせずにしっかりと成長したたくさんの稲を目の前に,
「あっという間に成長した感じがする。」
「青々とした緑だったのに,黄色っていうか,光ってる。」
などという子どもたちの声が聞こえてきました。
早速,稲刈り鎌を片手に稲刈りです。
最初は,ギコギコギコ・・・という感じの刈り方でしたが,すぐに「ザッザッ」と力強い音に変わりました。
「とったど~! かったど~!」
子どもたちが刈った稲は,すぐにわらが落とされ,乾燥機の中へ・・・
しばらく乾燥させた後,もみすり,精米。
新米の出来上がり~! おいしい新米が楽しみです。
余談ですが,学校で行う米づくりは,田植えも,稲刈りも,全て手作業で行います。手作業で行い,「それをとおして,農家の方々の苦労を知る」ということに主眼をおきがちです。
しかし,農家の人たちにしてみると,「昔はそうだったかもしれないけれど,今は違うよ。」ということを伝えたいといいます。つまり,今の農業は,機械化が進み,昔のように,「辛くて大変!という仕事ではなくなった。」ということが,本当に知らせたいことなのだそうです。更にいえば,「収穫する喜びは,この上ない。」ということを知ってほしいということなのだそうです。 (SAS)