今の子どもたちは,ゲームや習い事に多くの時間をとられるため,様々な経験をする時間が少ないと言われています。理科で問題を解決するための予想を立てるときや,算数で量について学習するときなど,関係した経験のない子は苦戦することになります。
今日は,2年生が県立自然科学館に行ってきました。最初にプラネタリウムを見た後,学級ごとに館内を1周し,概要が分かった後,班ごとに好きなところをまわりました。
子どもたちにとっては,遊びなのか勉強なのか,区別のむずかしい1日だったと思います。ひょっとしたら,1日遊んで楽しかったと思っている子が多いかも知れません。たとえ遊んでいるつもりでも,しっかり科学や生活に関する体験ができるようになっているのが自然科学館のよいところです。
ここで遊び込むことが,理科や算数を学ぶ基礎となるのだと思いました。