子どもたちは,毎日,見守り隊の方々や地域の方々,保護者の皆さんに見守られながら登下校しています。しかし,いつも,誰かに見守っていただけるわけではありません。あってはならないことですが,一人でいる時に,不審者に出会うかもしれません。そんな時,自分の身を自分で守れるよう,市の市民生活課の方やボランティアの方からおいでいただいて,「体験型安全教室」を実施しました。最初に,紙芝居を見た後,次の4つのプログラムを行いました。
【自分のふうせん】大人と対面する時に,安全に挨拶や話ができる間合いをつかむ練習です。
【防犯ブザー】【口のブザー】緊急の際,防犯ブザーを鳴らしたり「たすけてーっ」と叫んだりして,助けを求める練習です。
【ノーランドセル】いざという時,ランドセルを投げ出し,身を軽くして逃げる練習です。
安全教室は,全員がきちんと練習できるよう,クラスごとに行いました。口のブザーでは,一人一人が「たすけてーっ」と叫んでみました。頭で分かっているだけでなく,実際に経験してみることで,いざという時,行動に移しやすくなります。安全教室だけでなく,避難訓練でも,自分の身は自分で守るという姿勢と方法を指導していきたいと考えています。
余談ですが,挨拶や話の受け答えの良い1年生ですね。と言って,指導の方からほめていただきました。