校舎の裏手で，理科の学習のために，３年生が育てていた植物があります。ひまわりとホウセンカです。
　新通つばさ小学校で，初めて植えたひまわりとホウセンカでしたが，とても元気よく育っていました。学校で，これほど元気に育つひまわりとホウセンカを見るのは久しぶりです。

　そして，今日。３年生のホウセンカの「収穫」が始まりました。ホウセンカの種は，「さや」に触れると，ポンとはじけます。そして，小さな，小さな種が，パラパラパラと落ちていきます。
　その「ポン」という感触がなんともいえず，気持ちがいいのです。この感触を一度味わうと何だか忘れられません。
　収穫のひとつの楽しみでもあります。

　もうひとつの収穫の楽しみは，種がたくさんとれるということです。
　多くの植物でいえることですが，たった一つの種からたくさんの，たくさんの種ができます。自然の力です。自分たちの子孫をひとつでも多く残そうとする植物の力，命の力です。
　この種に宿った命は，来年，またきれいな花を咲かせ，そして，また，多くの種を生み出していきます。
　ホウセンカの命，脈々と未来へ続きます。　　　(SAS)