5月からお世話をしてきたあさがお。観察日記の書き方も回を重ねるごとに上手になり,iPadでの記録写真も進んで撮っていきました。種ができた喜びをみんなで分かち合い,命がつながっていくことにも気付いていきました。あさがおを育てていく中で,子どもたちの心も育っていきました。そんな大切なあさがおを最後に形に残したいと,つるでリースを作りました。猛暑だった今年は,つるが枯れすぎたり,花は咲くものの種になる前に枯れてしまったり,鉢植えのあさがおにとっても過酷な気象だったようですが,子どもたちの夢を叶えることができました。
リース作りは,円にするのが難しかったのですが,ボランティアの方々が手伝ってくださったおかげで,楽しく完成させることができました。ボランティアさんとつるを巻きながらこんな会話が聞こえてきました。「何色の花がさいたの?」「あのね,こい青だよ。きれいだったよ。」「それはよかったね。頑張ってリースにしようね。」「うん。」何だかとてもほっこりしました。
できあがったリースにとても満足気な顔。教頭先生にも「見て見て。すごいでしょー。ぼくのあさがおのリースだよ。」と自慢して見せていました。飾りもつけて,早くおうちに持って帰りたいと最後まで意欲が続きました。