新通つばさ小学校には,子どもたちが給食室を見ることができる大きな窓があります。給食室前の廊下から,午後の食器を洗う作業を見ることができます。
設計を担当された方は,「できれば給食を作っているところが見えるようにしたかったけれど,どうしても無理だった。」とおっしゃっていました。
調理員さんに聞いてみると,「子どもたちは通るときによく見て行く,立ち止まって見ている子どももいる。」と笑顔で教えてくれました。
体育の授業が終わって体育館から戻ってくる5年生が,調理員さんへ大きく手を振り合図を送っていました。調理員さんは作業の手を止めて,ニコッと笑って小さく手を振り返しました。とても自然なやりとりで,いつもこんな風に窓越しにあいさつを交わしているのだなと感じました。
ほっこりとあたたかい気持ちになりました。