ハヤシライス
大根とわかめのサラダ
牛乳
ハヤシライスは日本生まれの料理です。「ハヤシライス」を考えた人は,明治時代に活躍した「はやし ゆうてき」というお医者さんです。
明治の初めのころの日本は,栄養不足で病気になる人が多く,はやし先生の病院にもそうした患者が多く来ていました。 そこで,牛肉のこま切れと野菜のごった煮を作ってごはんにかけて食べると,栄養があるから病気の治りも早い。しかも,おいしくて作るのもかんたん,食器の後片付けも楽だからやるといいよ,と患者さんやその家族にすすめました。さらには,自分の病院の食事として出したのがきっかけとなり,世間に広まっていきました。「はやし先生の料理」がいつしか「ハヤシライス」と呼ばれるようになったそうです。