5年生は総合学習で「やさしいまち紫竹山」をテーマに福祉の学習をしてきました。「福祉とは何か」「年を重ねると不自由になること」などを本やインターネットで調べたり,社会福祉協議会の方々をお呼びして「車いす体験・高れい者体験」を行ったりしてきました。
11月下旬には、これまで学んできたことをもとに地域のお年寄りを学校にお招きして「地域の茶の間」を開催しました。各クラスごとに茶の間を開き,茶の間の名前もクラスごとに思い入れのあるものにしました。どの会も20名ほどの方においでいただき,子どもたちは大喜びでした。
名札やプログラムをお一人お一人に渡し,グループに分かれて,ゲームを楽しんだり,お茶を出したり,肩をもんだりしておもてなしをしました。「楽しかったよ!」「たくさんおもてなししてくれてありがとう。」「お茶、おいしかったよ!」などと褒めていただいて子どもたちは,「茶の間を開いてよかったな~」と感想を話していました。
世代を超えた関わりの中で,相手に対する思いやりの心や言葉遣いなど多くのことを学べる大変よい機会となりました。地域の皆様,保護者の皆様に支えられたこの活動です。これからも、紫竹山小学校の特色ある教育活動として続けていきたいと考えています。多くの方々からご協力いただきまして,誠にありがとうございました。