令和3年11月30日(火)6時間目に,新潟ユニゾンプラザにある新潟県警察本部生活安全部少年課,新潟少年サポートセンターの渡邊様をお招きして,「親子で高める情報モラル 〜インターネット護身術〜」と題し,スマホやインターネットを安全に使う方法についての講演会を行いました。具体的なお話が多く,子どもたちも真剣に聞き入っていました。其の内容をご紹介します。
・インターネットに一度情報を載せると,世の中の誰もが見ることができて,その情報を消すことは難しく,永遠に残ってしまう。
・悪口やウソを書き込まない。相手を思いやり,言葉遣いに気を付ける。大事な話は直接会って話そう。SNSで短文を送り,「超おもしろくない?」「センスよくない?」という言葉の「?」が抜けて意味が真逆になり,トラブルになった事例がある。
・SNSやインターネットで知り合った人を簡単に信用しない,会わない,個人情報を教えない,裸の写真は絶対に送らない。
・スマホやタブレットには,フィルタリングサービスを入れてほしい。保護者が設定した料金や時間を超えたら制限するサービスもある。県内でも,ゲームの課金のやりすぎに困っているという相談が増えている。
・困ったことがあったら,親や先生に相談をする。きっと力になってくれます。
最後になりますが,コロナ禍による休校やタブレット端末導入を経て,子どもたちの生活により身近になったインターネットやSNSは,便利な半面,使い方によってはトラブルが起きていることがわかりました。子どもたちを守るためには,保護者が危機感をもち,家族みんなで話し合い,ルールを作ることなどの対応が必要だと感じました。