さて,最後の報告になります。午後は,「焼杉板の活動」でした。杉の板を釜場で焼き,炭をおとし,さらに磨き,文字や模様を書き込む活動です。全体を2班に分けて活動がスタートしました。松の葉,薪,バケツなどの道具の準備を班毎に進めていきます。準備が整った班から,「いざ着火」です。松の葉に火が付き,どんどん火が大きくなり釜場に煙が立ちこめていきました。5年生のみんなは,杉板の両面をどんどん焼いていきました。黒くしては裏返し,さらにまた焼き・・・この作業を何度も繰り返していきました。子どもたちは,最後まで粘り強く取り組み,世界に一つだけの大切な「焼杉板」になりました。
「焼杉板の活動」を終えて,みんなで後始末をしました。この2日間,様々な活動をしてきました。その経験が活かされた後始末の姿でした。互いに声を掛け合い,仕事を分担したり,所員の方に教えてもらった「来たときよりも美しく」の言葉通り,隅々まで後始末をしたりする姿は,本当に立派でした。見事,釜場は元通りに復元されました。
後は,昼食と,別れの集い,解散式でした。
少年自然の家の食事も最後となりました。今日の昼食は,ビビンバ丼です。活動班ごとにおいしく食べることができました。スープをおかわりする子もいました。
残飯や食器の後始末も,自分のことは最後までしっかりやり遂げていました。
少年自然の家,最後の活動「別れのつどい」です。すこし疲れが見える子どもたちでしたが,2日間で味わうことができた感想をみんなの前で堂々と発表することができました。
学校に到着しました。いよいよ解散式です。その前に,前日のフォトオリエンテーリングの順位発表が行われました。そして,解散式。もう,疲れがたまっている子どもたちでしたが,最後まで頑張りました。本当にお疲れ様でした。
以上で,2日間にわたる5年自然教室の様子の紹介を終わります。紹介した内容は,ほんの一部でしかありません。ぜひ,子どもたちから,体験した生の声を聞いてみてください。学校ではできない,いろんな経験をすることができたことと思います。
最後までブログを見ていただき,ありがとうございました。