全市一斉地震対応訓練の一環として、三ツ森保育園と地域の方と連携して避難訓練を行いました。

まず「地震発生→避難開始」の放送を受けて体育館へ、次に「大津波警報発令」の想定下で屋上へ避難。

全員の避難完了の報告を受け、無事に避難訓練は終了しました。

どの子どもたちも緊張感をもち、真剣に訓練に参加しました。

そんな中、6年生が保育園児と手を繋ぎ避難する様子は、地域の未来の担い手としてのたくましさや優しさを感じました。

子どもたちが教室に戻った後、地域の参加者から新潟地震の思い出を聞きました。

「この日は家庭訪問の日で、たまたま家でお母さんと一緒でした。だから安心でした。」(当時岡方第一小学校児童の方より）

「この日は学校行事だったのか、地震発生時に給食を食べていました。」（当時岡方第二小学校児童の方より）

「中学校体育館の照明が大きく揺れて、こわかったです。その後、川岸に避難しました。」(当時岡方中学校生徒の方より）

「石油タンク火災が岡方地区からも見えました。下校後、この様子を自転車で見に行きました。」(当時岡方中学校生徒の方より）

書籍、映像、インターネットからの情報を得ることも可能ですが、生の経験談は非常に重みがありました。

防災意識を高めたり、安全安心な学校生活を見つめ直したりするよい訓練となりました。