10日から 学校がスタートし,元気に子どもたちは登校してきました。
6年生の教室では,六年間の思い出を書いた作文を見ながら,最後の修正の時間でした。
1日の地震の時には 学校が避難所になりました。6年生で避難していた人は 「何か 手伝うこと ありませんか?」と 自主的に こぼれた水をふいたり,物品を運んだりして,動いてくれていました。
5年生は 道徳で「自分らしさ」「自分のいいところ」について,考えていました。
「自分らしさ」「自分のいいところ」には,自分では なかなか気づかないのかも しれません。周りから 認められることで,自分の良さを自覚してくるのだと思います。
授業では『手塚治虫の見つけた「自分の道」』というお話を紹介していました。治虫さんは,マンガを読んだり書いたりすることが好きで,書いた漫画を友達や先生に認められました。戦争になっても書き続け,今 世界中の人たちを楽しませています。
・好きなことで 絶対にあきらめないものを 一つ続けてほしい。何でもいいから 一つ続けていると それは必ず 皆さんの 宝物になる。
と 治虫さんは ある本で書いています。
私らしさって 何だろう? 自分の良さって 何だろう? 子どもたちの良さを認めるのは 大人の大切な役目で,学校 家庭 地域の中で 認めていかなければと 考えています。