学習中に 子どもたちたちが つぶやく言葉を聞いていると,その学習の大切な部分が 見つかります。3年生算数は「小数のたし算」は,一番はじめの学習だったようです。
・整数と同じかなあ。繰り上がりが ないといいけど。
・式がわかった!合っているかどうか,わからないけど。
などと,つぶやきながら,学習していました。
4年生は,そろばんをやっていました。
・たし算 やり方 分かったかもしれない。
・小数も できたかも。
・何で そろばんって勉強するんですか。
などと,つぶやいていました。
「そろばんって 何のために勉強するのかな?」は,もっともな子どもの疑問です。電卓やタブレットで計算が出来てしまう。なぜ・・・・・という気づきをもつということは,前向きに 学習に向かう気持ちの表れです。「脳と指をフル活用」「指で論理的に計算をしていく」「集中力」など,脳にとってもそろばんは,よい効果があるという方もいます。
つぶやきの中に「子どもたちの気付き」があります。「自分で気づいたという感覚」は,大きな達成感をもたらし,次の学びに向かう モチベーションになります。主体的な学びに つながっていくはずです。