
今日は,9時から南区総合防災訓練が行われました。大通小学校も避難所になりました。信濃川と中ノ口川が氾濫する水位に達したという想定で避難準備情報が発信されました。
今回は,大通コミ協が南区の防災訓練と連携して,避難訓練を行いました。しばらくすると,地域の方々が避難してきました。9時50分現在で215名の方の避難が完了しました。今回は,大通南地区にお住まいの方だけが小学校に避難する設定でしたので大混雑は免れましたが,水害の際は,校舎2階はかなりの人数になるだろうなと少し心配になりました。
体育館には,避難用のテント,トイレ用のテント,非常用コンロやヒーター,炊き出しの釜,床に敷くシートやランタン,土嚢,担架やリヤカーなど,非常災害時に役立つグッズが展示されました。避難した方々は,それらを興味深そうに見て回られていました。また,2本の棒(物干し)と毛布一枚でできる救急担架の作り方を学んでいる方もいらっしゃいました(写真上の右)。壁面には,新潟地震の時の記録写真が掲示されていて,当時を思い出して語り聞かせている方もいらっしゃいました。災害は起こらないことを祈っていますが,万が一のことを想定して,今日のような訓練が大切になると思いました。日ごろから物心両面で準備しておきたいと思いました。10時45分現在では,298名の方が避難されました。
11時20分,信濃川,中ノ口川の氾濫注意水位が下がり,避難所は閉鎖されました。皆さんが無事で何よりでした!