
晴天の下,グラウンドで3年生の交通安全教室を実施しました。駐在所長様と交通安全指導員の皆様,南区の担当の方,保護者の皆様からお越しいただいて,自転車の安全な乗り方を教えていただきました。
発進や停止時の動作や姿勢,信号機のある交差点の渡り方,止まれの標識での安全確認など,実際に一人一人がマイ自転車で体験しました。出発や障害物を避ける練習の様子を見ていると,3年生の子どもたちにとって一番難しいことは「後方確認」のようでした。後ろを見ずに道路の右側に膨らんで進むので,後方からきた車に接触しそうで,ひやっとしてしまいます。道路の端に止まってもいいので,確実に後ろを確認してから次の動作に移ってほしいと思いました。
悪質な自転車の交通マナーを取締るために6月1日から改正道路交通法が施行されています。自転車の信号無視,一時不停止,ブレーキのない自転車の運転など14項目が危険行為に指定されています。それから,運転中にスマホや携帯電話を使用する行為や,運転中にヘッドホンやイヤホンで音楽を聴く行為,運転中に傘をさしたり飲み物を飲んだりする片手運転などの行為,荷物を持ちながらの片手運転や歩道を並んで走る行為など・・・,ふだんから目にすることも多い行為も,これらの安全義務違反が原因で事故等を起こすと間違いなく摘発の対象となるそうです。十分に気を付けていきたいものです。
子どもたちには特に,どんな場所でも一時停止をしっかりして,左右,後ろの安全を確認するように話しました。絶対に事故を起こさない,事故に巻き込まれないように,安全に気を配って自転車に乗ってほしいと願っています。