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2018.06.25

思考する習慣づくり①

 今日の2時間目,3年2組で,算数の授業公開を行いました。内容は「表とグラフ」の学習でした。

 子どもたちは,数量の大きさの違いなどを一目でとらえることができる棒グラフを「とても便利なもの」と理解しています。でも,実際に棒グラフを書くとなると,目盛りをどのように付けたらよいかで迷ってしまったりして結構難しいのです。

 CIMG9507.JPGCIMG9499.JPGまず,目盛りの付け方が不適切なために棒グラフが用紙をはみ出している例を提示しました。すると子どもたちは「人数が分からない」「違いが分からない」「目盛りを変えないとダメ」と提示されたグラフの不備を次々と指摘します。そして,「目盛りを10人ずつにすればいいんじゃない」「5人でもできるかな?」と解決の見通しをもち始めました。

 そこで,子どもたちから出てきた目盛りの異なる2種目類のグラフを提示し,どちらがいいかを考えます。まず,一人でじっくりと考えます。全員が一生懸命考え,付箋に自分の考えを書いていました。中には,隣の人と相談して自分の考えを確かめていた子もいました。

 CIMG9528.JPGCIMG9515.JPG次に,お互いの考えを出し合います。友達の発表をよく聞いて,自分との違いはどこか,似ているところはどこなのかをよく考えていました。そして,話し合った結果,目盛りを付けるときにはどんなことに気を付けたらよいかをみんなでまとめることができました。

 最後に,「次の時間,実際にグラフを書いてみるけどだいじょうぶ?」と聞かれましたが,「大丈夫!!」と子どもたちば自信満々に応えていました。

 『まとめ』では,友達の意見を聞いて自分の考えが変わったことを書いていた子どもが大勢いました。よく考え,よく聞き,一生懸命書きながら学習している姿が,大変立派でした。

 CIMG9531.JPG3時間目,1年3組では,「金の斧」を教材として,道徳の学習をしていました。子どもたちは正直な木こりの行動に共感しながら,正直に行動することの大切さを一生懸命話し合っていました。後半には,担任の先生から,嘘をついてしまった経験を告白され,揺さぶりをかけられます。でも子どもたちからは,嘘をつきそうになったけど我慢して正直な言動をとった経験が紹介されていました。自分の生活とつなげながら,正直に行動することの価値について,子どもたちは一生懸命考えていました。

 CIMG9534.JPG2年2組では,算数の練習問題に取り組んでいました。問題の中心は,子どもたちがつまずいてしまうことの多い,繰り下がりのあるひき算の筆算です。グループごとに筆算の手順を説明して,解決の過程を確認しながら学習していました。そして,うまくできたときには,みんなで拍手を贈っていました。友達同士が助け合って楽しく学習していて,教室の中は笑顔でいっぱいでした。

 

 

 

 

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