
5年生の子どもたちは,国語の学習で学んだことを生かして各自が興味をもった人物の伝記を読み,そのよさを伝える「おすすめPOP」を作りました。その作品が現在,蔦屋書店万代店で展示されています。
「おすすめPOP」は,POPを見た人がその人物に興味をもち,伝記を読んでみたいという気持ちになることを目指しています。自分が伝記を読んで感動したこと,自分自身の生き方や生活の仕方について考えたことなどを短くまとめて書いてあります。また,効果的なPOPとなるように,その人物の生き方を「〇〇の人,ナイチンゲール」といった短い言葉で表したり,その人物の生き方が最もよく分かるエピソードをできるだけ印象深く伝えるように工夫したりと,一人一人がじっくりと考え,作成しました。
取り上げられた人物は,ライト兄弟,ナイチンゲール,ヘレンケラー,ベートーベン,アインシュタイン,スティーブ・ジョブズ,坂本龍馬,湯川秀樹,岡本太郎など,バラエティーに富んでいます。中には,同じ人物を選んでPOPを作った子どももいますか,その内容は書き手によってかなり異なっています。書き手が,その人物の生き方をどのように読み取ったか,自分と照らし合わせてどう感じたのかがPOPの内容に反映されているようです。そこが「おすすめPOP」の面白いところでもあります。
5年生の子どもたちの作品は,2月いっぱい展示されているそうです。機会がありましたら,ぜひ,ご覧になってみてください。