
12月に入りました。平成29年も残すところあとひと月。大人の方は何となく気ぜわしく感じる時期ですが,子どもたちは大変落ち着いて学習に取り組んでいます。
1年1組では,作文の清書を行っていました。生活科で体験したスイートポテトづくりの体験を振り返りながら,「いつ」「だれが」「何をした」かが分かるように,順序を表す言葉を使って様子が伝わるように工夫して書いています。原稿用紙の使い方にも気を配っていて,感心しました。
2年1組では,体育で「逆立ち遊び」に挑戦していました。肋木の近くで手をついて,足で一段ずつ踏みあがり,倒立のような形になります。五秒間静止できたら合格です。「いち,にち,さん,し,ご!」先生が数える間,みんな,腕をピンと伸ばして踏ん張っています。友達の頑張る姿をしっかりと見て,応援している姿が立派でした。
3年2組では,工作を行っていました。木片とくぎをうまく組み合わせて,思い思いの形を作ります。ロボット,動物,乗り物,剣,バット(?)など,様々な作品が出来上がりつつありました。作れば作るほどアイディアが湧いてきて,最初考えていたのとはかなり違うものになっている子もいました。くぎの打ち方が上手になっていて,驚きました。
4年3組では,国語の学習で,話し合いをどのように進めたからよいかを学ぶ活動に取り組んでいました。テーマは「ルールと役割を決めよう」です。「リレー遊び」で楽しく遊ぶための方法について話し合いました。「わかりやすく,公平に」「苦手な人も楽しめるように」など,みんなで楽しむための視点を共有しながら話し合いを上手に進めていました。
5年1組では,伝記を読む学習をしていました。学習のゴールはポップづくりです。担任の先生が杉原千畝の伝記をよんで作ったポップが作品例として提示されると,子どもたちは興味津々で読み始めます。「ポップができたら,すきてなお店に飾ってもらうので楽しみにしていてくださいね。」「え?どこのお店?」「もしかして,サイゼリア?」子どもたちは,創作意欲を大いに高めていました。
6年1組は,社会科で,「戦争とくらし」の学習でした。まず,戦争の悲惨さを記録した写真を見ました。そして,たくさんの写真を見ているうちに,日本の様子が写されたものと,日本以外の様子が写されているものがあることに気づきました。子どもたちは写真を手掛かりに,戦争がどのように始まり,どう進んでいったのかを考え始めていました。「もしかすると,最初は日本が...」