
今日は,学習発表会の本番です。昨年度までと実施方法を変え,学年のまとまりでのステージ発表という形式で行いました。学年の仲間で力を合わせて成長していく体験を大切にし,その姿を皆さんにご覧いただきたいという願いからこの形をとりました。
最初は,一年生の発表です。2020年に開催される東京オリンピックへの思いを込めた「ひのまる」の合唱でスタートしました。「がんばれニッポン」という気持ちを込めて,元気よく歌いました。「白くまのジェンカ」ではリズムよくジェンカを踊る姿を見せたり,「わらべうた」では縄跳びの技を見せてくれたり,また,「きらきら ぼし」では,英語の歌詞に挑戦したり,鍵盤ハーモニカを上手にふけるようになった様子を披露したりしてくれました。一年生は立派に成長しました。
三年生は,自分たちの夢を楽しく披露しながら「とどけよう この夢を」の合唱でスタートです。軽快なリズムに乗った迫力のある歌声に思わず引き込まれます。歌詞に描かれた楽しい雰囲気を上手に表現した「おかしの好きな魔法使い」,歌声と楽器の演奏がぴったりそろった「パフ」と続き,フィナーレは子どもたちが大好きな「ミッキーマウスマーチ」です。まるで,ディズニーランドに来ているような気分になりました。
前半の締めくくりは,五年生です。高学年として六年生をしっかりと支えながら,大通小学校が大切にしている「思いやり」「責任」「感謝」の行動に率先して取り組んできたことを歌や演奏で披露しました。「ビリーブ」では,難しい高音部をきれいにだそうと,一生懸命頑張っていました。そして,名曲「キリマンジャロ」を迫力ある演奏で聞かせたのち,思い出の林間学校でも歌った,「今日の日はさようなら」を,伊藤教諭のギター伴奏にのって,心を一つにして歌いました。しっとりとした歌声が心に染み入りました。
後半のスタートは,二年生です。二年生は,生活科の学習で自分たちのふるさと大通について,たっぷりと学んできました。いろいなことを知り,体験し,大通が大好きになった気持ちを込めて,発表しました。いろいろな楽器を上手に使いながら「かっこう」を楽しく歌と合奏で表現し,二年目となって腕を上げた鍵盤ハーモニカの技を「かえるのがっしょう」でしっかりと見せてくれました。そして,最後は,名曲「手のひらをたいように」をみんなで元気よく歌います。途中から手話もいれながら,この歌の歌詞の素晴らしさを上手に表現していました。聞いていて,心が温かくなりました。
次は四年生です。最初は,リズムアンサンブル「はじまる」の演奏でした。伴奏もメロディーもない中リズムだけを表現するので,難易度が高いのですが,四年生は,心を一つにして頑張っていました。次は,「ゆかいに歩けば」の合唱です。軽快さで有名なこの曲を,スタッカートを使って,上手に表現していました。これも,簡単そうに見えますが,みんなでそろえるのは,実はなかなか難しいのです。また,高音部もかなり難しい曲なのですが,よく音を出せていたなあと思います。そして,「陽気な船長」「茶色の小びん」と,元気のよい合奏が続きました。チームワークのよさが光った発表でした。
発表会の最後は,六年生です。さすが,大通小のリーダー。しっかりと締めくくってくれました。自分たちの母校大通小学校,そして,ふるさと大通への思いを込めて「ふるさと」を二部合唱で表現しました。頭声的発声ができていて,歌声がとてもきれいでした。六年生は,総合学習でふるさとの宝「白根の大凧」について学んできました。その成果を替え歌にして,「ふるさと」のメロディーに乗せて表現しました。「ふるさと~大石主税バージョン~」です。その後,名曲「木星」を迫力ある合奏で表現し,最後は,「友だちだから」の合唱で締めくくります。これまでも,そして,これからも友情を大切にしながら小学校生活をしっかりと締めくくっていきたいという思いが強く伝わってきました。
音楽発表を中心とした発表会は初めての取組でした。学年で心をひとつにして取り組むことの心地よさ,力を出し切ることの大切さを子どもたちは肌で感じてくれたのではないかなと思っています。
最後まで発表をお聞きくださった皆様,本当にありがとうございました。
作品展,PTAバザー,各スポーツ団体による活動紹介にも,大勢の皆さんからご参加いただき,ありがとうございました。そして,いろいろとご尽力いただいた役員の皆様,大変ご苦労様でした。