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2017.11.02

自分たちの凧のよさを伝える

 CIMG6563.JPGCIMG6564.JPG6年生が,見附市立今町小学校へ出かけてきました。

 見附今町といえば,「今町・中之島大凧合戦」で有名な街です。「凧がふるさとの宝である」という共通点から,互いのよさを伝え合う交流活動を計画しました。

 「今町小学校の活動を取り上げていた新聞記事に,大石内蔵助の凧をあげている写真が載っていました。私たちの凧は大石内蔵助の子どもの大石主税です。私たちと皆さんは,とても関係が深いのです。ぜひ,今町小学校へ行って,私たちの凧のよさを伝えたいと考え,今日は,お邪魔しました」訪問した6年生が,訪問の経緯を語ります。不思議なくらい深い縁で結ばれた交流活動のスタートです。

 CIMG6590.JPGCIMG6603.JPGCIMG6597.JPG交流の相手は,今町小学校の4年生です。まだ,自分たちの凧のことは学んでおらず,これから学習をすすめていくとのことです。まず,6年生が自分たちの凧のよさを語ります。白根大凧合戦がどのように誕生したかを劇で表現したり,現在の凧合戦の様子や自分たちの凧についてクイズ形式で説明したり,また,ペアを組んで一人一人が語る場面があったりと,本当に面白く,分かりやすい,素晴らしい伝え方でした。最後に,「ふるさと」のメロディーに凧への思いをのせた替え歌を披露し,今町小学校の4年生をうっとりとさせていました。

 CIMG6615.JPGCIMG6622.JPGお返しに,今町小の4年生が日ごろ取り組んでいる太鼓の演奏を披露してくれました。きびきびとした動きで,迫力満点な演奏に,さすがの6年生もびっくり。大変素敵な演奏を聞かせてもらい,大きな拍手を贈っていました。

 次に,交流の証に,虹色凧の図柄作成を行いました。今町小と大通小の間に七色の虹がかかり,そこに,子どもたちの手形をスタンプしていきます。6年生がペアの4年生をリードし,スタンプの仕方を優しく教えます。下級生への優しさは,普段から学校で腕に磨きをかけているので天下一品です。中には,汚れた手を,優しく拭いてあげている6年生もいました。CIMG6645.JPGCIMG6654.JPG

 参加者全員の思いが込められた大凧の図柄ができあがりました。学校へ持ち帰って凧を完成させ,いつか一緒に空高くあげることができたらと願っています。

 最後の活動は,グラウンドでの凧揚げです。6年生と4年生がペアになり,綱を引きます。凧の持ち手も,リードもすべて6年生が行います。最初はなかなか声が出ませんでしたが,何度がチャレンジするうちに自然と声も大きくなり,一体感が出てきました。「準備はいいですか。せーの!」「走って,走って!!」大空高く舞い上がる大凧に歓声があがります。今町小学校の4年生が笑顔でいっぱいになりました。そして,6年生の顔が,一段とたくましく見えました。CIMG6700.JPGCIMG6710.JPG

 終わりに,みんなで記念撮影をして,再会を約束します。最後の最後に大変うれしいニュースがありました。なんと,今町小学校の4年生が,1月に,大通小学校へ訪問してくれるというのです。大通小のグラウンドで,虹色凧を一緒にあげる姿を思い浮かべながら,今町小学校をあとにしました。CIMG6717.JPG

 

 

 

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